慢性化する前に・・・スマホ老眼への対処法

重篤化すると

スマホ老眼の症状はほとんどの場合は一時的にピントが合いにくくなるものですが、重篤化するとピントが固定されたままになります。目の負担が増えて老化を促進するので、老眼の若年性がすすんでしまうという側面もあり、早い人では20代から老眼と診断されるケースもあります。

早めの対処が大切

目の充血やドライアイ、目の奥が痛いといった目の症状や、頭痛や肩こりといった身体症状が出始めた初期の頃にしっかりと対処することが大切です。
仕事の合間にできる目の疲労回復のトレーニングがオススメです。

【遠景&ペン注視】
外の風景が見えるところで、ペンや鉛筆を持ったまま腕を水平に上げる。ペンを3秒見た後に、窓の外を3秒見ます。これを数回繰り返す。

【指スライド】
準備として、親指の爪にシールを貼ったり、何かを書いたりして目印にする(オススメは「C」の形のシール)。近視の人は文字が両眼ではっきり見える位置から、ぼやける位置まで1秒で遠ざけて、3秒で元の場所まで近づける。一方、遠視の人は文字が両眼でぼやける位置からはっきり見える位置まで1秒で遠ざけ、3秒で元の場所まで近づける。

身体全体の不調や疾病につながる

スマホ老眼を放置していると目の老化や視力低下はもとより、身体全体の不調や疾病につながります。たいした事ではない、まだ若いから大丈夫などと過信せず、少しでも目の異常を感じたら早めに眼科を受診しましょう。また、スマホを使う時間を決めておく、目から離して見るように気をつけるなど、目の負担を軽減するよう日頃から気をつけることが大切です。

    

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