疲れていてもできる「スロージョギング」

スロージョギングとは

夏バテだからといって、あまりにも身体を動かさないのは良くありません。しかし、夏バテで疲れているのに体力を消耗する運動は難しいでしょう。そのような方にオススメなのが歩く程度のゆっくりした速度で走る「スロージョギング」です。

ゆっくり走ると・・・

体力を消耗しない走り方なので、結果として長い距離を走れます。あえてゆっくり走るのには理由があります。走る速度が上がるとエネルギー源として糖を多く消費し、乳酸が発生してしまいます。乳酸がたまらない速度でゆっくり走ると、疲労を感じることなく続けられ、脂肪も積極的に消費できます。速度がゆっくりでも足を引き上げて地面を蹴る動作も加わり、ウォーキングと比べて太ももやおしりの大きな筋肉を多く使えるのです。

着地の仕方がポイント

走り方が通常のジョギングとは異なり、特に大切なのが着地の仕方です。通常はかかとから着地してつま先で地面を蹴るため、着地時の衝撃が大きくて膝に負担がかかります。それに対して、スロージョギングはかかとではなく足指のつけ根近くで着地するので、地面からの衝撃を減らして楽に走ることが出来て、膝にも負担がかかりません。歩幅を小さく足を小刻みに動かして、息を切らすこと無くゆっくりした速度で楽に走りましょう。アゴを少し上げて視線を前方に向けると、姿勢が良くなって呼吸しやすくなります。

健康力もアップ

ちょっとした空き時間を使って走れるので、会社の昼休みや通勤時間を利用すると長続きしやすくなります。スロージョギングは運動不足の解消になるのはもちろんのこと、楽にエネルギーを消費できるので、内臓脂肪を減らして、善玉コレステロール値を上げ、血圧を下げる効果もあるようです。

    

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