リフレクソロジーで、手軽に痛みに対処


足や手のひらに

薬などに頼るより自分で何とか痛みを軽減したいという方にオススメしたいのがリフレクソロジー、足や手のひらにある反射区をマッサージする療法です。反射区とは全身の臓器を足や手のひらに反映させたもので、足には64か所、足裏には36か所あるとされ、手にも同じように反射区があるのです。

まずは足裏の真ん中

足の裏全体をほぐしたり揉んだりするだけで、足裏の血流が良くなり、足先に溜まった血液やリンパ液を心臓に押し戻すことが出来ます。全身によい影響を与えることができるので、まずは基本の揉み方をしっかり覚えておきましょう。最初に押したいのが足裏の真ん中あたりです。くぼんでいるところ全体を両手の親指のはらを使ってゆっくりしっかり押しましょう。

胃がいたむ人には…

特にオススメしたいのがよく胃が痛む人です。胃や腸の反射区は場所が広くて初心者でも揉みやすく、また効果が感じられやすい場所です。胃や十二指腸の反射区は土踏まずの上寄りにあります。両手の親指の手のひら側を使ってしっかり押しましょう。もしくは足と反対の手を軽く握ってグーの形を作り、人差し指と中指の第二関節を使って、大きな動きでこすりましょう。揉む時間帯は食後を避けましょう。消化のために胃に集まっている血液が、足揉みをすることで全身に散ってしまい、消化が妨げられるからです。食事前に揉むと胃の動きが活性化して消化の助けになります。

ストレス・頭痛には親指もみ

もうひとつはストレスによる頭痛などに悩んでいる人もオススメです。脳や頭に関する反射区は足裏の親指辺りに集中しています。ここをしっかりほぐしましょう。また、この場合は手のひらにある反射区を押すのもオススメです。場所は足と一緒で、手のひらの親指の第一関節から上になります。手は第二の脳とも呼ばれ、手にあるたくさんの神経線維は脳と密接な関係にあるからです。

    

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