筋膜のよじれを引き起こすのは…どんなこと?
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筋膜はどのように硬直したり、よじれたりしてシワになったりするのでしょうか?筋膜は、張りのあるコラーゲンと弾力に富んだ少量のエラスチンという2種類の繊維状のタンパク質から構成されています。そして、網の目のように張り巡らされた構造をしているのです。
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しかし、身体の一部に集中的に負荷がかかると、コラーゲンとエラスチンがよじれて寄り集まってしまいます。すると、これらを取り囲む水溶液の水分が失われて粘っこくなり、コラーゲンとエラスチンが自由に動けなくなるのです。こうなると、筋膜の上にある皮膚や、筋膜の下にある筋肉も動きづらくなり、コリや痛みを招いてしまうのです。
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筋膜のこわばりやよじれを起こしやすいのは、姿勢の悪さと決まった癖のある生活習慣です。例えば、猫背でスマートフォンやパソコンを見るのは良くありません。さらに、椅子に座っているときに脚をよく組むのも良くありません。もちろん、長時間座りっぱなしでいること自体、良くない習慣なのです。動いているからといって安心は出来ません。いつも同じ側の肩や腕でバッグを持たないように気をつけましょう。つまり、同じ筋肉を使い続けることが良くないのです。
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筋膜は巻きつくように筋肉を覆いながら、隣の筋肉からその次の筋肉へと、連続してつながっています。どこか一カ所にこわばりや癒着が起きると、影響は筋膜のネットワークを介して離れた部位にも波及してしまいます。例えば、腰の筋膜の異常によって首が痛くなるという例も珍しくないのです。筋膜は筋肉に限らず、内臓などあらゆる器官を包み込み一続きにつながっているとされます。そのため、「第二の骨格」とも呼ばれるほどなのです。
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