ちなみに、入浴の時間帯や長さについては、就寝の４時間前に約３０分浸かるのが一番効果的です。入浴により体温が０.５〜１度上がり、就寝までに徐々に体温が下がる過程で入眠しやすくなるからです。ラベンダーなどリラックス効果のある入浴剤を入れるとさらに効果的です。そして、もう一つ大切なことがお風呂場の温度です。ぬるめのお湯に浸かっても、お風呂場が寒い場合は身体が緊張してリラックスできません。最低でも２２度くらいの室温にしましょう。

お風呂にはダイエット効果もあります。お風呂のように体温より高い温度で身体を温めると、身体は熱を逃がそうとして、血液を体中にぐるぐる巡らそうとするので血行が促進されます。さらに、お湯には浮力があるので身体が重力から開放されて体の力を抜くことができ、血液が自由に動き回りやすくなって血行促進され、それによって新陳代謝がアップします。すると、脂肪が燃えやすくなるのです。冬になって外が寒くなると外で身体を動かしにくくなるので、入浴を利用したダイエットがおススメです。

３８〜４０度のぬるめのお湯に出たり入ったりを繰り返す「反復入浴法」は、よりダイエット効果を期待できます。まず５分間入浴して、５分間湯船から出て休憩します。そしてもう一度５分間入浴して、また５分間湯船から出て休憩します。そして最後に５分間入浴しましょう。湯船から出ている時に身体を冷やさないことが大切です。

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