暑い季節は・・・サラサラ汗で乗り切る!


良い汗は

汗をかく季節になってくると、身体の臭いが気になる人も多いでしょう。実は汗には臭うものと臭わないものがあります。全身にくまなく分布して体温調節する汗腺はエクリン腺と呼ばれ、主な成分は塩分を含んだ水です。全身の汗腺がきちんと機能していると、皮膚全体にサラサラとした汗をかきます。

良くない汗

一方、汗腺がうまく働いていないと、水以外のミネラルを必要以上に体外に出してしまう、べたついて臭いのある汗をかきます。機能が衰えた汗腺があると、一部の汗腺ばかりが働いてオーバーワークとなり、良い汗をかいているわけではないのです。きれいな汗と臭う汗は、まったく別の汗腺から出ています。臭いの元になる汗腺はアポクリン腺と呼ばれ、ワキの下にある以外に、乳輪・へそ周り・外耳道など限られた部分に分布しています。この汗の成分は、脂肪・鉄分・色素・尿素・アンモニアなどで、粘り気のある乳白色がかった液体です。

汗をかく習慣が大切

汗をかかない生活を続けると汗腺機能は低下して、こうした一部の汗腺から出る臭う汗が多くなります。ですから、汗かく習慣をつけることが大切なのです。そして、イイ汗にするためには食べるものが大切です。粒の小さい汗はサラサラとしたイイ汗となります。大豆に含まれるレシチンには、汗の粒を小さくする作用があるので、いい汗をかきたい人にはおススメです。

お酢や抗酸化食品

また、お酢は汗の匂いを抑える効果があります。特に、クエン酸がたくさん含まれている黒酢やリンゴ酢などが良いと言われています。さらに、体臭を抑えるために積極的に摂りたいのが抗酸化食品です。体臭の原因である脂質などの酸化を防げば、体臭を抑えることが出来るのです。抗酸化作用の強いビタミンEを多く含むものは基本的に抗酸化食品で、うなぎ・アーモンド・ナッツ・植物油・カボチャやモロヘイヤなど緑黄色野菜が代表的な食材です。

    

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