ストレスが原因の場合も… 「味覚障害」 |
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味覚障害の原因として多いのが亜鉛不足です。亜鉛が不足すると、舌の表面にある味蕾がうまく働かなくなるのです。加工品により亜鉛の吸収が妨げられることもあり、亜鉛は日本人に不足しやすいミネラルなので注意しましょう。他にも唾液の分泌量が減ると、味覚障害になりやすくなります。唾液量が少ないと、食物の味成分が味蕾まで届かないことがあるからです。加齢にともない味蕾の働きと唾液の分泌量が減るので、高齢者に味覚障害が出やすいのです。 |
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さらに、神経のトラブルが原因になっている場合もあります。口の奥には顔面神経が集中しており、親知らずの抜歯時や扁桃腺の手術などで味覚に関する神経を傷つけることがあるのです。さらに難しいのは、中枢神経が原因の味覚異常です。最近ではストレスによる味覚障害が増えています。舌に問題がなくても、味を感じられないことがあるのです。 |
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