大人以上に、子供の耳には要注意! |
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毎年1000人に1〜3人の難聴である子供が生まれるほど、先天的に難聴である子は多いと言われています。言語やコミュニケーション能力が急速に発達する生後2〜3年の間に音が聞こえないと、言語能力の発達も遅れてしまいます。片耳に起こる難聴は気がつきにくく、初期段階で気づくことがなかなか難しいのです。特に子供の難聴は本人自身が気づきにくいので、周りの大人が早めに気付いてあげることが大切です。 |
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さらに注意したいのが滲出性(しんしゅつせい)中耳炎です。急性中耳炎のあと、中耳に貯留液がたまると「滲出性中耳炎」を起こします。通常は耳管を通じて中耳に空気が入りますが、中耳炎で粘膜が腫れて耳管が詰まった状態になると、空気が中耳に入らなくなります。すると、中耳内の気圧が低下し、粘膜の血管から滲出液が滲みだして中耳にたまるのです。これが滲出性中耳炎です。滲出性中耳炎は難聴を引き起こすので、急性中耳炎を起こした後は要注意なのです。 |
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