赤・黄・緑・白・黒…色を上手に取り入れよう


色合いが良いとバランスも良い

和食では調味料に味噌やしょう油を使うことが多く、色合いが全体的に茶色となり、色合いが鮮やかでないと思われがちです。しかし、他の国の料理に比べて、和食は目でも楽しむことを重視する料理です。そして、色合いを考えることで、そのままバランスのとれた健康に良い食事をとることができるのです。

5色の色合いで健康に

【あか】
和食に定番の魚介類、マグロの赤身やタコやエビなどが赤に分類されます。野菜ではニンジンなどの赤い野菜で、これにはβカロテンが豊富です。肉類も赤に分類されますが、脂肪が多いので少なめにしましょう。

【きいろ】
和食に良く使う大豆食品がこれにあたります。納豆、油揚げ、湯葉、味噌などをたくさん使いましょう。野菜ではカボチャやトウモロコシ、フルーツではミカンなどの柑橘系がこれにあたります。

【みどり】
緑色をした野菜がこれに含まれます。火を通すとかさが少なくなるので、煮物などにしてたくさんの量を食べましょう。

【しろ】
タンパク質の多い白身魚、加工品のハンペンや竹輪などがこれに含まれます。野菜では冬の煮物や鍋の定番野菜で、大根や白菜がこれにあたります。大豆食品の豆腐は白に分類されます。ご飯もここに分類されます。

【くろ】
ワカメ、のり、ひじきなどの海藻類がこれに分類されます。ほかに、シメジやシイタケなどのキノコ類もこれにあたります。栄養価が高くカロリーの低い食品が多いので、積極的に摂りましょう。

    

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