お酒が多くなる時期には要注意 〜尿酸値〜


気をつけたい尿酸値

宴会が多いこの時期に気をつけたいのが、プリン体成分の一種である尿酸です。尿酸は生命活動に欠かせませんが、多く摂りすぎると様々な不調が身体に出ます。代表症例が痛風で、手足の関節に尿酸結晶が出来て、炎症反応を起こすと激痛が走ります。他にも、腎障害や尿路結石の原因になります。

アルコールは要注意

プリン体がゼロや減らしてあるアルコール飲料も多くなりましたが、プリン体ゼロの商品を選んだからといって安心はできません。アルコールそれ自体に尿酸値を上げる作用があるからです。アルコールを肝臓で分解するためにエネルギーを使う時に、プリン体の元になる物質が体内で分解されてプリン体が生成されます。さらに、アルコールには体内の尿酸の排出を抑えてしまう働きもあるのです。

プリン体の多い食品

「プリン体の多い食品は魚卵」というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。重量当たりの細胞数が多いほどプリン体が多いのですが、イクラや数の子などの細胞数は少なく、むしろプリン体は少ない食品です。一方、極めて多いのがタラコや白子です。魚卵以外にも、レバーもプリン体が多い食品です。プリン体が多い食品で気をつけたいのが煮干しで、鍋やラーメンのスープにも溶け出るので、汁は飲み干さないことが大切です。

プリン体の7割は体内で作られる

プリン体は食事からだけ摂取すると思われがちですが、実は食べ物からは全体の3割にすぎません。7割は体内でのエネルギー消費や新陳代謝の時に、プリン体の元となる物質が分解されてプリン体が作られます。肥満が原因だからといって運動をするのは、実は場合によっては逆効果になります。筋トレやマラソンなどの激しい運動を尿酸値が高い時にすると、激しいエネルギー消化で体内のプリン体が分解され、尿酸値は急上昇してしまうのです。おススメはウォーキングなどのゆったりとした有酸素運動です。

    

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