肌へのストレス…内と外からの二重苦


ストレスには2種類

お肌はストレスによる症状が最も表れやすい部分です。ストレスというと、大きくは外的ストレスと内的ストレスの2つに分類することが出来ます。肌に対する外的ストレスとは、紫外線や空気の乾燥、摩擦などの刺激が挙げられます。また、内的ストレスとは、疲労や偏った食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れや人間関係などの精神的ストレスも含まれます。私たちの肌は外からも内からも、絶えず刺激と影響を受けているのです。

精神的ストレスが肌に影響するのは?

精神的なストレスがどうして皮膚に影響するのでしょうか?それにはホルモンの働きが関係しています。まず、脳がストレスをキャッチすると、ストレスホルモンが分泌されます。そのうちの1つ、コルチゾールと呼ばれるホルモンは、それが生成される時にビタミンCが大きく関与しています。ストレスが続くと体内のビタミンCが大量消費されてしまうのです。ビタミンCは肌の結合組織を構成するコラーゲン生成に欠かせない栄養素なので、過剰なストレスでビタミンCが足りなくなると、皮膚トラブルを引き起こしやすくなるのです。

男性ホルモンも関係あり

また、ストレスがある状態では、副腎皮質ホルモンのアドレナリンや男性ホルモンのテストステロンが分泌されやすくなります。こうしたホルモンが多く分泌されると、皮脂分泌が過剰になります。すると、毛穴に皮脂がつまりやすくなり、大人ニキビのような肌トラブルを起こりやすくなります。

バリア機能も低下

さらに、ストレスは肌のバリア機能を低下させます。冷暖房の乾燥や紫外線、間違ったスキンケアによる摩擦などの外的ストレスは角質を傷つけたり、細胞間脂質などに影響を与えたりして皮膚のバリア機能を低下させます。また、内的なストレスは腸などの内臓系を刺激して、免疫力を低下させて同時に皮膚のバリア機能を低下させてしまうのです。

    

マガジン表紙へ