たくさん噛む&良い噛み合わせ…それが大切!


良く噛むと…

噛むことはとても大切です。噛むことで食物が細かく砕かれるので、よく噛めば噛むほど消化が良くなります。噛むことによって唾液がたくさん出ると、唾液には虫歯菌が作る酸を薄める働きがあるので、よく噛むことによって虫歯の予防もできます。さらに、歯周病や口臭の予防にもなるのです。

脳にも良い刺激

消化や口腔内の健康といった直接的なものだけでなく、噛むことは様々な健康効果をもたらしてくれます。噛むことによって、あごの運動が筋肉の刺激となって脳に伝わって、脳を刺激してくれます。それにより脳細胞の働きを活性化させ知能の発達を促進してくれます。お年寄りにとっては、噛むことで脳の血流がよくなり、老化防止・ボケ防止につながるのです。また、物を噛むと身体の緊張がやわらぐので、ストレス解消にも役立つのです。

噛み合わせを良くすると…

“よく噛むことが健康に良い”という状態の逆、噛むことが余り出来ない、噛み合わせが悪いという状態で、様々な身体の不調が起こる場合があります。例えば不眠症の人に対して噛み合わせ治療をすると、入眠時間の短縮や中途覚醒の減少など不眠症に対して効果が認められます。さらに半年後の計測でも、安定した睡眠が得られていることが確かめられ、一時的な改善ではないことが確認されました。不眠に対する効果以外にも、頭痛・めまい・吐き気といった症状の減少も見られました。

他にも、こんな良いことが…

噛み合わせがずれると頭を支える首の骨が歪み、身体全体の歪みにつながります。プロスポーツ選手の運動能力を上げることで話題になったことがありますが、噛み合わせ改善のためにマウスピースを装着する方法があります。正しい姿勢になっていると脳が正しい運動命令を出すことが出来るのです。腰痛・肩コリ・頭痛・めまいなどにも効果があるようです。

    

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