少しずつでも、歩く意識を持とう!


運動の効用

運動は筋力の維持やアップのために必要なものです。それだけではなく、脳内にある神経伝達物質の働きを高め、不安や抑うつを和らげて、人のやる気を高めます。運動に長い時間をかけなくても、こうした点は効果を期待できます。運動に慣れていない人にもおススメの運動はウォーキングです。

ながらウォーキングがおススメ

毎日わざわざ運動の時間をつくるのは大変なので、自分のライフスタイルに合わせて短い時間を利用しましょう。まずは、通勤途中や職場で、ふだんエスカレーターやエレベーターに乗るのを階段に替えるところから始めましょう。通勤の行きか帰りに毎日20分くらいのウォーキングを試すのも良いでしょう。ひと駅手前で降りたり、バスに乗らずに歩いたりといった、あまり無理をしない方が長続きします。

特に良いのは朝のウォーキング

その中でも特におススメは、朝の光を浴びられる出勤前のウォーキングです。人の身体は朝を感知した時刻から約10時間、活動するためにふさわしい状態を保てるように体温や血圧をコントロールします。そして、太陽光を感知した時刻から約14時間後になると、体内時計は脳に信号を送って体を休めるホルモン(メラトニン)の分泌を増加させます。その作用により1〜2時間後には眠くなる仕組みになっています。朝のウォーキングをすることで、一日の生活リズムが整いやすくなるのです。

まずは、お昼の散歩からでも…

朝早くからウォーキングをする余裕のない人は、まずはお昼休憩の散歩から始めてみましょう。仕事中にオフィス机にずっと座っていると、心にも体にもコリが溜まっています。昼食や休憩時間などに15分程度の散歩をすると、身体と心のスイッチオフを上手に出来て疲れを取りやすくなります。午後の仕事効率が良くなることは確実です。

   

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