寒い冬には、温かいお風呂でより健康に


新陳代謝が良くなる

寒い冬には温かいお風呂での健康増進がおススメです。お風呂のように体温より高い温度で身体を温めると、身体は熱を逃がそうとして、体中の血液がぐるぐる回って血行が促進されます。新陳代謝に必要な栄養は全て血液から得ているので、血行が良くなると細胞の新陳代謝が高まります。それにより脂肪が燃えやすくなるのです。

おススメ運動「アイソメトリックス」

お風呂で身体を動かすと効果的にダイエットできますが、お風呂での運動は安全に行なえることが第一です。おススメは大きな動きを伴わない「アイソメトリックス」という運動です。筋肉に7秒間だけ力を加えることで鍛えることが出来るのです。例えば、ウエストを引き締めるための運動は、手を胸の前で交差したまま膝を立てて座り、そのままゆっくりと胴を後ろに倒したまま7秒間力を入れ続けます。

ぬるいお風呂で睡眠にも効果

お風呂は睡眠にも効果があります。38〜40度くらいのお風呂に入ると、副交感神経の働きが高まりリラックスできます。ただし、ぬるめのお湯に浸かっても、お風呂場が寒いと身体が緊張してしまうので、お風呂場の室温を22度くらいの室温にした方が良いでしょう。最も効果的な入浴時間と方法は、就寝の4時間前に約30分浸かることです。入浴で体温が0.5〜1度上がり、就寝までに徐々に冷やされて入眠しやすくなるのです。

温度差に気をつけたい・・・入浴事故

ただし、気をつけたいのが入浴事故です。入浴に伴って起こる心疾患や脳疾患は、大きな温度差による血圧の変化が関係しています。脱衣・入浴・湯上りの過程でかなりの温度変化にさらされ、それに伴い血圧が上下動します。入浴事故を防ぐためには、「熱い湯に入らない」「脱衣所や浴室を温める」といったことが大切です。そして、入浴前後には必ずコップ1杯の水を飲みましょう。

    

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