食べて飲んで…乾燥トラブルを予防しよう


おススメなネバネバ食材

保湿を促す食べ物として一番のおススメが、山芋・里芋・オクラ・もずく・ワカメ・納豆などのネバネバ食品です。中に含まれるムチンという成分は保水性に優れていて、みずみずしい細胞を保つことが出来ます。他にも、不飽和脂肪酸を含む食品もおススメですから、サバやイワシなど青魚を食べましょう。

ビタミンは温かい料理でとろう

ビタミンではAとEを多めに摂りましょう。ビタミンAは緑黄色野菜に多く含まれ、ビタミンEはゴマやウナギなどに豊富に含まれています。ただし、身体を冷やしてしまうと身体を乾燥させやすくするので、野菜からビタミンを摂る場合には、サラダなどの生野菜ではなく温野菜で摂りましょう。カボチャやタマネギなど根菜類を汁物にしたり、色々な野菜を入れたお鍋にしたりするのがおススメです。

思ったより水分は奪われている

人はじっとしていても1日に1500ml前後、動いている時には1日に2500mlほど体内の水分を奪われています。冬は汗をかいた意識がないので、つい水分補給を怠りがちです。寝ている間にも水分は逃げていきます。寝る前にノンカフェインの飲料をとり、枕元にペットボトルなどを置いて、夜中に目が覚めた時には少しずつ水分補給が出来るようにしましょう。

温かいものを飲もう

たくさん水を飲む場合には、体温より温度が高いものをなるべく飲みましょう。水は飲みさえすれば体内に十分に水分が行き渡るというわけではありません。口から摂り入れられた水分は、胃や腸から吸収されて血液中に入り、やがて全身の細胞に行き渡ります。しかし、体温より冷たい水分をたくさん飲んでしまうと、胃腸が冷やされて機能低下を招きます。すると胃腸での水分吸収率が悪くなり、余分な水が溜まってしまいます。水分を摂取しても、肝心の乾燥している部位には行き渡らないのです。

    

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