知っていますか? 「世界手洗いの日」


10月15日は「世界手洗いの日」

10月15日は「世界手洗いの日」です。正しい手洗いを広めるために、国際衛生年であった2008年に定められました。不衛生な環境や生活習慣を強いられ、下痢や肺炎にかかって命を失う子どもが世界中で約170万人います。石鹸を使って正しく手を洗うことが出来たら、年間100万人もの子どもの命が守られると言われています。

「良い手洗い」とは?

インフルエンザや風邪の流行る冬に向けて、日本でも手洗いの重要さが増してきます。「どのように」洗うのが良いのか、「いつ」洗うべきなのかについて、きちんと分かっている人は実はかなり少ないでしょう。

≪良い手洗いの仕方≫
◎石鹸を使って、よく泡立てて洗う
◎次のように順番に、手のさまざまな場所をきちんと洗う
  手の平→手の甲→指先と爪→指の間→親指→手首
◎使い捨てのペーパータオルで、水分をしっかり拭きとる。

≪手洗いのタイミング≫
外出後の帰宅時に手を洗うのはもちろんです。それ以外にも、次のような時には手を洗いましょう。外出時には特に重要です。
◎鼻をかんだり、咳やくしゃみをした後
◎食事の前後と、トイレの後
◎電車やバスなどの公共機関を利用した後

保湿ケアも忘れずに

手洗いをし過ぎると手が荒れやすくなります。手洗いの後はカサカサした乾燥状態なので、クリームによるハンドケアが大切です。そして、温度と湿度に気を配ることが大切です。熱いお湯は刺激となり、かゆみのもとになります。また、暖房の使い過ぎによる乾燥に注意し、加湿機を使うなど部屋の湿度に気を配りましょう。

    

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