10月といえば・・・「目の愛護デー」


オフィス作業は目に大敵

10月10日は「目の愛護デー」です。この機会に目のケアの大切さを考えてみましょう。オフィスでの作業は特に目に良くありません。人類の歴史からすれば、遠くの獲物や危険な敵を見つけるために目を使っていた期間の方がずっと長いので、人間の目は近くを見るのに都合良く出来ていないのです。

パソコンを50分使ったら、一休みしよう

至近距離で細かい文字を見続ける作業は、目に大きなストレスを与えることを自覚しましょう。パソコン画面を見ていると、急速にまばたきの回数が減ります。通常1分間あたり20回位のところ、パソコン画面を見つめると約5回、4分の1程度に減ります。PC作業を50分したら10分ほど目を休ませるのが理想です。なるべく席を立ち、コピーをとるなど他の仕事をしましょう。席を立ちにくい場合は、机の上の書類を整理するだけでも目を休ませることになります。

湿度は大切

周辺環境に気を配ることも大切です。まずチェックしたいのが湿度です。エアコンなどで想像以上にオフィスは乾燥しています。最低でも湿度40%は必要ですので、足りなそうであれば机上に置けるコンパクトタイプ加湿器などを使いましょう。もうひとつ注意したいのがディスプレイの高さです。伏し目になる位が良いのですが、最近は大画面化で、より目線が上にいくようになっているので注意しましょう。

目の疲れは筋肉の疲れ

眼の疲れというのは、実は筋肉の疲れが原因です。人間の筋肉は同じ姿勢を保つのが苦手です。目の筋肉も近くばかり見ていると、ピントを調節する部分の筋肉が疲れてしまうのです。ひんぱんに目薬を注すよりは、1時間ごとに少し休憩しながら窓の外を眺めたり、目を閉じたりして疲れをとりましょう。目を閉じて眉がしらのくぼみや下まぶたの中央にあるツボを、指の腹で5〜6回やさしく押すのも効果があります。

   

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