疲れを取るには良い睡眠が欠かせない!
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疲れを体に溜めずに身体をリセットするには睡眠がとても重要です。時間をたっぷり取れれば良いですが、忙しい生活ではなかなか睡眠時間を多く確保することは難しいでしょう。ですから、睡眠の質を上げることが大切で、日々の生活を工夫して寝つきを早くすることが必要です。
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気持ち良く眠りにつくためには、眠る少し前に身体を温めると良いことが分かっています。一時的に体温を上げると、脳から体温を下げるように指令が出され、その過程でスムーズに眠りに入ることが出来るからです。一番簡単に体温を上げる方法が入浴で、38度から40度位のゆるめのお湯が寝つく前の体温上昇にはちょうど良いでしょう。ラベンダーなどリラックス効果のある入浴剤を入れるとさらに効果的です。
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寝ることと全く関係ないように思えて、かなり関係が深いのが食事です。寝る直前に食事をしてしまうと、脳と内臓が活動モードになって眠りにくくなります。お酒も眠る直前に飲んでしまうと、睡眠が不安定になる上、利尿作用による尿意で眠りが浅くなってしまいます。飲食と就寝の間には一定の時間をおくことが必要ですから、食事や飲酒は就寝3時間前までに済ませましょう。
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睡眠に良いことを知っておくことは大切ですが、睡眠にこだわり過ぎるのはストレスとなり、かえって逆効果になります。寝付けずに睡眠時間が少なくなることを気にし過ぎるよりも、“少しくらい眠れなくても大丈夫”と思いましょう。そして、睡眠にとって大切なことは、実は夜眠る際の寝具や環境ではなくて、昼間の過ごし方なのです。短い時間でも昼間に身体を動かして肉体を疲労させることが、夜に質の良い睡眠につながります。
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