夕方になると気になる・・・足のむくみ

立ち仕事でもデスクワークでも

立ち仕事でもデスクワーク、どちらの場合も夕方に足がむくむという経験をしやすいようです。長く同じ姿勢でいることで足先の血液を心臓へ送り返すポンプ機能がうまく働かず、血液のリンパの流れが悪くなるからです。足首やすねを少し強めに押した後に窪みが戻るのに３０秒以上かかったり、足についた靴下の跡が取れにくかったりしたら、むくんでいる証拠です。

身体の不調や病気が原因の場合も

身体の不調が原因の場合も多くあり、ストレスや月経前などで自律神経のバランスが崩れた時にはむくみが出やすくなります。一方、心臓や肝臓、腎臓などの病気などや高血圧が原因の場合があります。何をしてもむくみが取れず、悪化する場合は病院で受診しましょう。体質的なものであれば、漢方薬で体質改善すると効果的な場合もあります。

実は水分を摂った方が良い

むくんでいる時は水分を控えた方が良いと誤解する人が多いのですが、新陳代謝を高めて老廃物を排出するためにも、水分はたくさん摂りましょう。食事面で大切なことは塩分を控えることで、塩分は１日１０ｇ以下の摂取が理想です。出汁や香辛料、酢や薬味などを活用して塩分を控えて、塩分を排出するカリウムを多く含む食品を積極的に摂りましょう。野菜ではアスパラガスやブロッコリーに多く含まれ、バナナやイモ類にも多く含まれています。

座って出来る足の体操

ふくらはぎの筋肉を鍛えるのもおススメです。デスクワーク中は座ったまま足を上げて足先を動かす、足指の曲げ伸ばしが効果的です。グーとパーをイメージして、広げる時は指同士を離すように左右に大きく開いて、曲げる時は中心にギュッと集めるようにしましょう。また、席を立つ時にはつま先立ちで歩いてみたり、階段の上り下りを積極的に行なったりして、下に溜まった水分を代謝させ、筋力アップと血行促進をはかりましょう。

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