お昼を食べた後に…気になる胃もたれ


その原因は・・・

昼食を食べて午後の仕事の際に気になるのが、胸やけや吐き気、膨張感などの胃もたれです。その原因はさまざまですが、そのひとつとして考えられるのが胃の機能低下です。加齢や体調不良、ストレスや疲労などが理由として挙げられます。胃の働きが悪くなると胃の粘膜を守る粘液の分泌が少なくなる上、じゅ動運動(食べ物を消化する時の運動)も弱まります。その結果、食べ物が消化されず、いつまでも胃の中に残ってしまうのです。

食道の逆流も

食後に起こる胃の不快感の原因として、もう1つ考えられるのが食べた物の逆流です。食道と胃の間には、逆流を防止するバリアのようなものがあって、食べ物が胃から食道に逆流しない仕組みになっています。ところがストレスや疲労などでそのバリアが緩んでしまうと、胃から食道への逆流が起こってしまい、胃もたれを起こしやすくなります。

お腹の膨張感が起こるのは?

また、太っているわけではないのにお腹がぽっこり出て苦しいという場合もあります。この原因として多いのが便秘です。腸に宿便という腐敗便が溜まると、そこからガスが発生してお腹が張ってしまうのです。その張りを和らげるためには、水分をたっぷり摂ることです。腸の動きが良くなり便通が改善すると、ガスも一緒に体外にでてお腹の張りが減ります。

筋肉が弱いと便秘になりやすい

お腹の筋肉が弱いと便秘になりやすいので、腹式呼吸によって筋力を鍛えることもおススメです。目を閉じて鼻から息を吸いながらお腹を膨らませ、次にゆっくりと口から息を吐きながらお腹を凹ませましょう。息を吸う時にゆっくりと時間をかけるのがポイントで、さらに息を吐く時には吸う時よりも長い時間をかけ、お腹がぺたんこになるまで息を吐き切るのがポイントです。

    

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