骨と筋肉を強くする〜バランス食事のススメ〜


骨のもとになるカルシウム

ロコモ予防にとって、運動と同じくらい大切なものが食事です。まず何と言っても大切なのは骨のもとになるカルシウムです。骨は古くなると壊されて新しい骨が作られます。骨は常に生まれ変わっているので、その時に骨をつくる材料が不足していると、骨がスカスカに、つまり骨粗しょう症になってしまい、骨折しやすくなってしまうのです。

筋肉のもとになるタンパク質

次に大切なのが筋肉のもとになるタンパク質で、約20種類のアミノ酸からなる栄養素です。肉、魚、卵、乳製品などに多く含まれますが、食品ごとに含まれるアミノ酸の種類が異なるので、色々な食品を組み合わせて摂ることが大切です。また、タンパク質の分解や合成を促進するビタミンB6を合わせて摂るとより効果的です。マグロの赤身、カツオ、赤ピーマン、バナナなどに多く含まれます。

「バランス良く」が大切

食事は栄養の偏りがなく、バランス良く三食をきちんと食べることが大切です。例えば、身体を動かすエネルギー源である炭水化物や脂質が不足していると、体内にあるタンパク質を使ってエネルギー源を生み出そうとします。筋肉のもとになる前にエネルギーとして使われてしまうのです。

無理せず、1日単位や1週間単位で

5大栄養素である、炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルをバランスよく食べるのが理想です。しかし、バランス良くと言ってもなかなか難しいでしょう。毎食ごとにバランスを考えるのが難しい場合は、1日の食事をトータルに考えましょう。例えば、高齢になると食が細くなって3回の食事で栄養不足になると感じる場合は、午前や午後におやつを加えるのも良いでしょう。仕事が忙しくて1日ごとにバランスを考えられないという人は、1週間を基準にして考えてみましょう。

    

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