ロコモ予防の実践…毎日続けよう「ロコトレ」


若くても、衰えているかも…

運動の習慣がなかったり、不規則な食生活をしていたりすると、実際の年齢が若くても、かなり運動器の能力が衰えている人もいるはずです。まずは、次に書いたチェックリストを使って、自分の運動器の能力を確認しておきましょう。7つの項目はすべて、骨、関節、筋肉などの運動器が衰えているサインです。1つでも当てはまればロコモの心配があります。

「ロコモチェック」

◇家の中でつまずいたり、滑ったりする
◇階段を上るのに、手すりが必要になる
◇15分くらい続けて歩くことが出来ない
◇横断歩道を青信号で渡りきれない
◇片足立ちで靴下が履けない
◇2キロ程度の買い物をすると持ち帰るのが難しい
◇掃除機の使用や布団の上げ下ろしなどの家事が困難



ロコモを防ぐ運動「ロコトレ」

【片脚立ち】(バランス能力をつける)
片足が床に付かないように浮かせた姿勢を1分間保ち続ける。これを1セットとして、左右の足それぞれで1日3セット行ないましょう。支えが必要であれば机や壁などに手をついても構いません。

【スクワット】(下肢筋力をつける)
肩幅より少し広めに足を開いて、つま先は30度くらい開く。足がつま先より前に出ないように、ヒザが足の人差し指の方向に向くように注意して、お尻を後ろに引くように身体をしずめます。ヒザに負担がかかりすぎないよう、ヒザを90度以上曲げないように注意。支えが必要な場合は、机に手をついて行なっても良いでしょう。

【つま先立ち】(片脚立ちで物足りない人に)
両足で立った状態でかかとを上げ、ゆっくり下ろすことを10〜20回繰り返す。これを1セットとして1日2〜3回行なう。

    

マガジン表紙へ