“ちょこっとウォーキング”で…脳に刺激!


歩くと…脳全体を刺激

「ウォーキング」と言うと身体のために良いことというイメージですが、実は歩くことは、脳にとっても非常に良いことです。歩くと血の巡りが良くなって神経細胞に栄養素が行き渡り、これによって、脳全体が刺激されます。座って頭をつかっている場合は脳の一部しか使えてないのですが、身体も使うとより広範囲で脳が活性化できるのです。

通勤・通学の合間に

脳を活性化するためにおススメしたいウォーキングが、通勤や通学の際の“ちょこっとウォーキング”です。忙しい日常生活の中では、なかなか時間が取れないという人も多いでしょうが、通勤や通学の際に、一駅前で降りたり、バスに乗らずに歩いたりといった方法を取ってみてはいかがでしょう。

違ったルートにすると、さらに効果的

いつもと同じ道を歩かずにちょっとルートをかえてみるというのも、脳にとって更に効果があります。例えば、普段歩いているところをちょっと迂回してみる、逆から歩き出してみるなどしてみましょう。時間を変えてみるのも良いでしょう。そうすることにより、普段気づかなかったことが発見できて、それが脳を刺激します。いつもと違った風景を見たり、道を歩くときに無意識ではなくて注意を払ったりする必要があるわけですから、それが脳を刺激するのです。

ウォーキングでやる気と意欲がアップ

また、ウォーキングの習慣そのものが脳に良いのです。ウォーキングが習慣として身につくと、脳の前頭葉機能が良くなることが分かっています。ウォーキングをした際の脳の画像を詳しく調べると、やる気や意欲と関係する前頭葉内側部の厚みが、ウォーキングで増すことが判明したからです。そして、その効果を上げるためには、インターバル走法が良いと言われています。まず2分間普通の速度で歩いた後、次の3分間は歩行ピッチを速めます。その「普通」歩行2分間、「速め」歩行3分間を繰り返すと良いそうです。

    

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