全身の汗腺がきちんと機能していると、皮膚全体にサラサラとした汗をかきます。しかし、汗腺がうまく働いていないと、水以外の大切なミネラルを必要以上に体外に出す、べたついて臭いのある不快な汗をかくのです。汗をたくさんかいているからといって安心は出来ません。機能が衰えた汗腺があると、一部の汗腺ばかりが働いてオーバーワークとなり、決して良い汗をかいているわけではないのです。
汗を臭くさせているのは汗に含まれるアンモニアです。血行が悪くなって酸素が不足した血液中に発生する「乳酸」が増えると、アンモニアも増えてしまいます。アンモニアを増やさないためには、血液中の酸素を増やすことが大切で、そのためには有酸素運動が効果的です。