「まあ、風邪かな?」…自己診断が一番危険


風邪と紛らわしい病気は色々

風邪はよくひく病気なので、風邪のような症状があると、何でも風邪だと思ってしまいがちです。風邪と紛らわしい病気は色々とあるのです。咳や頭痛、ちょっとした発熱など、ただの風邪かと思っていたら、命にかかわる場合もあるので注意が必要です。

最も間違われやすいのは・・・

【アレルギー性鼻炎】
花粉症の場合はノドのかゆみや発熱があり、初めて発症した時は風邪と思い込みやすいのです。目のかゆみや充血があれば、アレルギー性鼻炎を疑いましょう。
【インフルエンザ】
38度以上の発熱、加えて頭痛、関節痛、筋肉痛、全体の倦怠感があれば、インフルエンザの可能性が大きいです。

入院するほどの病気も・・・

【結核】
初期症状が、「咳や痰が続く」「倦怠感がある」といった感じで、風邪の初期症状にそっくりです。咳や痰が2週間以上続く上、食欲不振や就寝中の大量の汗などが見分けるポイントです。
【肺炎】
胸の痛みや高熱がしばらく続き、呼吸が浅く速くなって息苦しさを感じるようになったら要注意です。風邪の時に無理をするとなりやすいです。

時には命に関わることも・・・

【膠原病】
全身の血管、皮膚、筋肉、関節に炎症が起きる病気です。発熱や関節の痛みなどは風邪の症状と似ており、混同されやすいです。
【肺がん】
初期症状が咳のため、風邪とタカをくくって病院に行かないと、がんが進行してしまいます。症状が進むと咳や痰が激しさを増し、痰に血が混じるようになります。

    

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