昼のおススメ〜パワフル昼食とプチ昼寝〜


脂肪とタンパク質は昼に摂る

胃などの消化器官の働きは、朝起きたときから徐々に活動を始め、昼ごろに最も盛んになります。それ以降は徐々に下降線をたどり、夕方には半分くらいに低下します。ですから、脂肪やタンパク質などは、消化や吸収のよい昼に補給するのがよいといえます。

昼に食べた分はちゃんと使われる

一日一食だけ食べるという実験では、昼にだけ食べたグループが最も体重が減少したという結果になりました。このことから、昼食に食べたものはきちんと体内で使われて肥満に結びつきにくいということが分かります。ちなみに、一番体重の減らなかったのは、夜だけ食べたグループ。夕食にたくさん食べる人が多いと思いますが、肥満予防のためには、その分を昼にまわして、夜は軽く済ませたほうが良さそうです。

昼寝が仕事効率を高める

仕事の効率を高める効果的な方法が「プチ昼寝」です。人は眠りにつくと、最初の15〜20分は浅い眠りですが、それ以上になると深い眠りになってしまうので、昼寝の時間は15〜20分、長くても30分にしましょう。深い睡眠をとってしまうと、夜眠れなくなってしまう可能性があります。昼食後から15時までの時間帯の30分未満の昼寝は、夜の睡眠に影響しないだけでなく、日中の眠気を解消し、その後の時間をすっきり過ごすのに役立つことが実験でも証明されています。

カフェインは昼寝前に

それでも昼寝後は寝ぼけ状態が発生します。この寝ぼけ状態の解消にぜひ役立てたいのがカフェイン。それも昼寝の前に摂りましょう。カフェインは覚醒作用が出るまで飲んでから30分くらいかかります。昼寝前にカフェインを摂っておくと、昼寝後にちょうど覚醒作用が効いてくるのです。さらに目覚めた後、通常より明るい照明を浴びるとよいでしょう。

    

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