朝すぐに頭と体をシャキッとさせるには?


1日は24時間・・・それぞれの時間に合った健康法を行なえば、より快適な健康生活が送れます。特に、朝起きてからの時間はとても大切です。

空腹を感じるのは・・・脳?!

「お腹がすいた!」と感じるのは胃ではなく、脳の食欲中枢という部分です。脳の活動は100%ブドウ糖に頼っているため、血糖値が下がると、脳はブドウ糖を補充するために物を食べるよう指令を出します。ご飯やパンにもブドウ糖が含まれていますが、それ以上にブドウ糖に変化しやすいのが砂糖や果糖です。そこで食事前の果物やフルーツジュースがおススメです。夕食から朝食までは一番時間が空いて、血糖値が最も低くなっていますので、朝食前の果糖摂取が特によいのです。

頭と体を目覚めさせるには?

朝寝ぼけた頭をシャキッとさせるためには、湯船に浸からずシャワーを使うのが効果的です。それも42℃以上の熱いお湯をかけましょう。そうすることにより交感神経が優位となり活動的になることが出来ます。ただし、いきなり上からかけると心臓や血圧に負担をかけるので、足先や手先から徐々にかけ、浴室も暖めておきましょう。

朝から歩こう

朝に歩くことは身体のためにも脳のためにも、とても良いことです。歩くと血の巡りが良くなり、神経細胞に栄養素が行き渡ります。これによって、脳全体がまんべんなく刺激されるのです。座って頭をつかっている場合は脳の一部しか使っておらず、身体も使ったほうが、脳は活性化できるのです。

忙しい日常生活の中では、なかなか時間が取れないという人も多いでしょうが、通勤や通学の際に、一駅前で降りたり、バスに乗らずに歩いたりといった方法を取ってみてはいかがでしょう。たった20分のウオーキングが、普段の運動不足解消だけでなく、脳にとっても大きなメリットを与えます。

   

マガジン表紙へ