注意したいのは・・・“ニセの食欲”


“本当の食欲”と“ニセの食欲”

食事を摂らない時間が長く続くと、脳内では糖質不足を感知し強い空腹感を感じます。これが本当の食欲です。これに対して、「見た目が美味しそう!」とか、「美味しそうな匂いがする!」といった、無意識の嗜好・経験・記憶に関係して食欲が引き起こされる、これが「ニセの食欲」です。

「ニセの食欲」を抑える方法

こうした「ニセの食欲」が増えれば増えるほど、無駄な食べ過ぎになります。
「ニセの食欲」を抑えるには、どうしたら良いでしょうか?

【炭酸水や甘いものを飲む】
炭酸水を飲むと、胃が膨れて満腹感がアップするので、食べ過ぎ防止になる。甘い飲み物を飲むと血糖値が上がり食欲が抑えられる。ただし、100ml程度をゆっくり飲むようにして、飲みすぎないように気をつける。

【ヘルシーなおやつを常備】
ナッツ、ドライフルーツなどのヘルシーフードを常備しておくのがおススメ。良く噛む必要がある食べ物は、満腹中枢が刺激されて食欲がおさまる。

【ながら食いをしない】
仕事をしながら、テレビを見ながらといった「ながら食い」をしていると、満腹中枢がサインを出していても脳の前頭葉が見逃し、満腹感が得られないまま食べ過ぎてしまう危険がある。

【食後は早めに歯磨きする】
食後すぐに歯を磨くと口の中がすっきりして、「あとは何も口に入れたくない」という気分になり、食欲をセーブできる。

【睡眠をきちんととる】
睡眠不足だと食欲を抑えるホルモン物質が減り、逆に食欲を増進させるホルモンが増えてしまう。

    

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