食欲不振と食欲旺盛 うつ病のサインかも?
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夏になって食欲不振になると、“暑いから夏バテだろう”と考えがちですが、実は裏に大きな問題が潜んでいる場合もあります。特に気になるのが、精神的な疲労が原因となっているもの。肉体的な疲労は、身体を休ませていれば次第に疲れは取れるものですが、精神的な疲労は、じっとしていても取れがたいものなのです。
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◇朝起きた時はぐったりしているが、夕方になるとだるさが軽くなる
◇十分に休息をしても、ぐったりしている感じが取れない
◇軽く運動した後の方が、身体が爽快になる
次のような場合には、精神的な負荷がかなりかかっている状態が考えられます。こうした症状は、うつ病の初期症状と大差がありません。夏バテと思い込んでしまうと、うつ病だった場合は見逃してしまうことになるので、注意しましょう。
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その一方で、食欲が旺盛な時も注意が必要なのです。特に衝動的に甘いものが欲しくなる時は要注意です。ストレスがたまっていると、甘いものへの誘惑が強まります。甘いものが体内に入ると、その成分のブドウ糖が脳の栄養源になるだけでなく、脳内成分を刺激して気分を良くさせるのです。
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特にお腹がすく要因がないにも関わらず、甘いものが無性に欲しくなる時が多い場合は、次のような症状がないかを確認してみましょう。
◇疲労感が強くて、特に昼間の眠気が強い
◇イライラしやすく、仕事や勉強に集中できない
◇今まで楽しめていたことを楽しめない
以上のような症状がある場合には、精神面の疲労の場合もあります。
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