コレステ対策〜食べることだけ気にしてもダメ!


タバコは善玉コレステを減らす

卵やレバーなどを少なめにすれば、コレステロール過多を防げるかと思いきや、食べ物以外にもコレステロールを増加させる要因は色々とあります。例えばタバコです。タバコのニコチンは中性脂肪や悪玉コレステロールの合成を促し、善玉コレステロールを減らしてしまいます。

30代からのストレスに注意

ストレスがコレステロール値を上げることも、最近分かってきました。ストレスがかかった時に出るホルモンがコレステロールを増加させるのです。現在、企業で心の病を発症する割合が一番高いのは30代です。さらに男性は、30歳を過ぎた頃から中性脂肪が急激に高くなります。精神的にも体質的にも男性の30代は、高コレステロールに気をつける必要がありそうです。

“ながらウォーキング”がおススメ

さらに、コレステロール増加の原因になるのが運動不足です。有酸素運動は善玉コレステロールを増加させるので、ウォーキングなどはコレステロールを下げるのに効果的です。しかし、定期的に運動するのはなかなか大変なようです。就労世代を対象にした調査では、毎週スポーツをしている人はたったの2割なのです。通勤の行き帰りや会社にいる時間に、出来るだけ歩くように心がけましょう。

睡眠不足は肥満に

睡眠もコレステロールと少なからず関係しています。質の良い睡眠を十分にとると新陳代謝が促され、昼間疲れた身体を修復し、ストレスを発散することが出来るからです。さらに大きく問題になるのが肥満との関係です。睡眠時間が短い人は、きちんと7時間程度睡眠をとる人より肥満になりやすいのです。睡眠不足が続くとホルモンバランスが崩れて、満腹中枢が正常に機能しなくなるのが一因と言われています。肥満になれば、それに連動してコレステロールが高くなってしまいます。

    

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