暑さ対策の運動〜朝食後ウォーキング〜
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夏の暑い時期には、日常の生活を過ごすだけでも体力を奪われます。そうした本格的な夏を前に、夏前から体力をつけておきましょう。汗をかくことで体温を下げ、身体に熱をためない体質をつくることが、夏バテ対策には大切です。ただし、一歩間違えると熱中症の危険もあるので、暑い日差しの中での運動は注意が必要です。
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夏バテに強い身体に必要なものは、スタミナがある筋肉です。短距離走に必要な筋肉よりは、マラソンのような長距離走に必要な筋肉なのです。もちろん今からマラソンを始めても、この夏に間に合わすことは出来ませんが、比較的簡単にできるおススメのウォーキングがあります。それが「早起き朝食後のウォーキング」です。
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持久力のある筋肉のためには、脂肪酸とグリコーゲンを体内にうまく蓄える必要があります。脂肪酸を蓄えるためには、運動時にアドレナリンが分泌されている必要があります。グリコーゲンを蓄えるためには、すい臓からのインスリンが必要になります。体内でアドレナリンとインスリンが同時に上がる時とは、食後に運動した時なのです。しかし、夏場の高い気温での運動は、脱水症状を引き起こす危険があります。そこで、早起き朝食後のウォーキングがおススメなのです。
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外での運動が苦手な人におススメなのが、水中ウォーキングやアクアビクスです。これでしたら、暑さも気になりません。水の浮力や水圧を利用するので、体力に不安がある人でも、身体に無理なく効果的な運動ができます。さらに、ふだんから通勤でエスカレーターを使わずに階段を使うというように、日常生活で少しでも歩く機会を増やしましょう。
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