移動時間を…ウォーキングで有効時間に

日常生活の「ながら運動」が大切

運動はとても大切ですが、忙しい毎日では身体を動かすのはなかなか難しいものです。逆に、特別に時間を取って運動をしようとすると、なかなか長続きできないものでしょう。そこでおススメなのが、日常生活での「ながら運動」です。特に利用したいのが、自宅から会社の移動時間、オフィス内での移動時間です。

通勤の行き帰りに歩いてみよう

まずは、通勤途中や職場で、ふだんエスカレーターやエレベーターに乗るところを、階段を使うところから始めましょう。もう少し頑張れそうな人は、通勤の行きか帰りに、毎日20分くらいのウォーキングを試してみましょう。ひと駅手前で降りたり、バスに乗らずに歩いたりといった、あまり無理をしない方が長続きするでしょう。

基礎代謝が上がる

たった20分のウォーキングでも、身体を動かすことはとても大切です。その運動自体には、それほどカロリー消費はできませんが、これによって期待できるのは、基礎代謝が上がることです。特に、朝にウォーキングを行なっておくと、ふだん朝からボーっとしてしまう人も、朝一番から仕事に集中出来るようになり、仕事の効率も良くなります。

脳にも良いウォーキング

なぜならば、20分のウォーキングは、普段の運動不足解消だけでなく、脳にも大きなメリットを与えるからです。歩くと血の巡りが良くなり、神経細胞に栄養素が行き渡ります。これによって、脳全体が刺激されるのです。座って頭をつかっている時は脳の一部しか使われず、身体を使ったほうが脳を活性化させられるのです。さらに、いつもと同じ道を歩かず、たまにルートをかえてみたりすると、脳にとってさらに効果があります。いつもと違った風景が見えたり、道を歩くときに注意を払うので、それだけで脳のウオーミングアップになるからです。

    

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