まずは…ストレッチから始めてみては?


運動量は小さくても・・・

運動が苦手な方におススメなのが、ストレッチです。その魅力は、激しい運動や無理な食事制限をしなくても、体質が変わることです。運動量は小さいですが、筋肉をのばすことで凝った筋肉がほぐれて体の動きが大きくなり、日ごろの消費エネルギーが自然とアップします。

効果的な“みぞおちストレッチ”

疲れがとれにくい、良く眠れないという時は、胸周りの筋肉が緊張したまま固まっている可能性があります。そのままだと胸郭の動きが妨げられて、呼吸が浅くなってしまうのです。こんな時には、みぞおちストレッチが効果的です。正座で膝をやや開き、みぞおちに両手の指先を軽く当て、口からふぅーと息を吐きながら上体を倒す、これを5回繰り返しましょう。緊張したまま硬くなった腹直筋の力が抜け、横隔膜の動きが良くなって、息を長くたくさん吐けるようになります。

「痛いのが気持ちいい」くらいで

他にも、背中や股関節、わき腹などもストレッチしましょう。最初は無理をしないで、「痛いのが気持ちいい」くらいの強さで、反動をつけずに伸びにくい部分を重点的に伸ばしていくのが効果アップのコツです。筋肉が温まっていると伸びやすいので、お風呂に入った後に布団の上で行なうと良いでしょう。

こんなに良いことがたくさん!

寝る前にストレッチするのも、眠りを深くするのにも役立ちます。体が十分にリラックスすると血流が良くなり、寝ている間に栄養や酸素が全身にいきわたり、老廃物の排出も促進されて疲労回復が早まります。ストレッチを毎日続けると、年齢に関係なく体の柔軟性がアップして、体が柔らかいとしっかり寝返りも打てるので、骨格のゆがみも整えられます。ストレッチひとつで、いくつも健康改善が出来るのです。

    

マガジン表紙へ