食事と運動で気をつける点は?


ビタミン&ミネラルをきちんと

自律神経を整える為には、バランスのよい食事が基本です。なかでもビタミンとミネラルの不足には気をつけましょう。これらが不足すると、食べ物のエネルギーを効率よく使えず、ストレスに対抗するホルモンの分泌が低下して、自律神経が乱れやすくなります。

特に大切なミネラルは?

特に大切なミネラルは、生理で女性が失いやすいです。酸素を体のすみずみに運ぶ働きがあるので、鉄が不足すると疲れやすくなってしまいます。レバーやひじき、ほうれん草などに多く含まれるので、こうした食材を積極的にとりましょう。他に、不足しやすいカルシウムも、ストレスをやわらげる働きがあるので、毎日積極的にとりましょう。

ハーブティもおススメ

飲み物としてはハーブティがおススメです。気分が落ち込んでやる気が出ないという人はセントジョンズワートを飲んでみましょう。欧米ではとてもポピュラーなハーブで、天然の抗うつ薬とも呼ばれています。即効性はないのですが、4〜8週間飲み続けると効果が出てきます。「最近ちょっと気分が落ち込み易い」という人は、まずは試してみましょう。

運動は定期的に

運動も定期的に生活に取り入れることが大切です。意識的に交感神経を活発にすることで、運動した後に、平静の状態に戻るのに合わせて副交感神経が活発になり、自律神経の適度なリズムが出来るからです。スクワットなど日ごろよく使う下半身の筋肉をつくるものがおススメです。また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動も、筋肉や内臓が丈夫になり、基礎体力がついて疲労に強くなります。

    

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