すぐに目が疲れてしまうのは…なぜ?


目を酷使していないのに…

IT化が進んで目を酷使しがちな環境にあって、普段から目が疲れがちな人が多くなっているようです。当然、パソコン作業が多い人は、目が疲れがちな人が多いでしょう。しかし、あまり目を使っていないのに、目が疲れやすいという場合、どんな原因が隠れているのでしょう?

メガネやコンタクトレンズをチェック

よくあるのが、視力の矯正不良や過矯正による目の疲れです。近視や乱視、または老眼がある場合、メガネやコンタクトレンズを使う人が多いでしょう。その度数が合っていないと、目が無理に焦点を合わせようとして、目にある調整筋肉の緊張状態が続いてしまい、目が疲れやすくなります。使い方が適切でない場合も、疲れが出やすくなります。例えば、パソコンモニターなど近距離を注視する作業で、遠くが良く見えるメガネなどを使うと、過矯正となり目が疲れやすくなります。

意外な理由とは?

それでも目の疲れがとれない場合は、意外なことに原因がある場合があります。

≪ストレス≫
ストレスが原因で自律神経のバランスが悪くなり、疲れ目の症状が現れるケースがあります。自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが悪くなって、身体に力が入ることで血流が悪くなったり、目を保護している涙の分泌量が少なくなったりして、目の疲れを感じやすくなるのです。

≪運動不足≫
運動不足の状態が続くと、身体全体の血行が悪くなり疲れ目の原因になります。

≪全身の病気≫
高血圧・糖尿病・動脈硬化などが原因で、目の疲れが引き起こされることがあります。さらに、目の病気である白内障や緑内障の初期症状の場合もあるので、注意しましょう。

    

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