目の充血の原因は・・・なに?


目の充血はどうして起こる?

目の充血は、白目の表面の血管が拡張して浮き上がってしまうため赤く充血して見える現象です。考えられる要因の中で一般的に多いと思われるものが、目の酷使によるものです。そういった目の酷使が続くと、目に不足しだした酸素や栄養成分を補うために血液を多く送り込もうとして、白目の血管での血流が増して、血管が拡張するのです。

目の乾燥にも注意

こういった疲れ目を原因とする目の充血であれば、目薬を点眼したり、十分に睡眠をとるなどして、目を休めてあげることが大切です。他には、目の乾燥に気をつけましょう。目の充血は乾燥でも起こりやすいのです。ドライアイで目の表面の涙の量が少なくなっている人は要注意です。

結膜炎のタイプいろいろ

目の充血は、目の病気である結膜炎を原因としていることが多いようです。結膜という箇所そのものが細菌やウイルスの繁殖が起きやすい環境にあるので、炎症が生じやすいのです。細菌やウイルスの影響で目の血管や神経が刺激され、白目の血管が拡張して充血が起こります。
結膜炎にはいくつかの種類があり、代表的なものとして、“ウイルス性結膜炎”、“細菌性結膜炎”、“アレルギー性結膜炎”があり、それぞれのタイプによって症状や治療方法が異なります。

病気のシグナルかも

他にも“翼状片(よくじょうへん)”や“瞼裂斑(けんれつはん)”といった目の病気の可能性もあります。更には、動脈硬化、糖尿病、高血圧、腎炎、貧血などといった病気との因果関係も考えられるのです。目の充血が治らない場合は、眼科に行ってみてもらいましょう。

   

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