コーヒーと紅茶は上手に使おう
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紅茶はコレステロール低下に効果があるようです。実際に、3週間にわたる実験で、軽度の高コレステロール血症者を対象に、1日に180mlの紅茶を5杯飲用した者は、そうでない者に比べてコレステロール値が低下したという結果が出ています。
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“コーヒーは胃に悪い”というイメージがありますが、必ずしもそうとはいえません。コーヒーに含まれるカフェインには、実は胃液の分泌を活発にする効果があるのです。ですから、食後にコーヒーを飲むと、胃の働きが促進されて消化が進むのです。ただし空腹時に飲むと、胃が空っぽなのに胃酸が分泌されてしまい、胃を荒らすことになります。時間や胃の状態によって毒にも薬にもなります。朝の眠気覚ましのコーヒーよりは、食後にゆっくり飲む一杯がおススメです。
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コーヒーの中でも、特におススメはカプチーノです。カフェイン入りのコーヒーを1日6杯以上飲む人は糖尿病になりにくい、という実験結果があります。また、シナモンを1日1g摂ると、血糖値が2〜3割下がることも実験で明らかになっています。シナモンを上に散らしたカプチーノを飲めば、この2つがまとめてとれるのです。
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紅茶とコーヒーに含まれるカフェインには、脂肪を優先的に燃焼させてエネルギー源にする作用があります。運動する前や朝起きた時にカフェインをとっておくと、体にたまった脂肪がエネルギーに変わるため、ダイエットには大変有効というわけです。さらに、お茶に含まれる豊富な食物繊維が腸内洗浄の役目を果たし、脂肪のたまりにくい体づくりをサポートします。
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