オフィスで増加中 〜IT猫背〜


パソコンの普及で前かがみが増加?

重心腺から耳や肩などの位置がずれていなければ、頸椎や首の筋肉への負担が少ない状態で、頭部や肩の位置を保つことができます。しかし、現代の日本人はパソコンを使うなど、前かがみの姿勢で椅子に座り続けることが多く、身体の前側の筋肉ばかりを使うことが増えています。

首にかかる負担が大きい

その体勢は首にかかる負担を増やします。猫背姿勢になると重心腺がずれてしまい、頸椎や筋肉へより負担がかかるような頭と肩の位置になるからです。同じ姿で過ごすことの多いデスクワークでは、猫背姿勢が癖になり、首や肩周りの血行不良を起こし、首・肩・背中の筋肉のコリが慢性化する恐れがあります。

自分で出来るIT猫背対策

【椅子の座り方をしっかり】
椅子の座り方が悪いと、体のゆがみや腰痛の原因に。お尻が椅子の背もたれに当たる位置までしっかり座り、背もたれにしっかり背中をつける。

【キーボードはできるだけ近くに】
キーボードが遠くて腕を伸ばして作業すると、首や肩への負担が大きくなります。キーボードは机の手前に置き、椅子を机に近づけましょう。

【モニターの位置は正面に、高さにも注意】
モニターの位置や高さが悪いと、体のゆがみの原因に。モニターは正面に、PC位置は出来るだけ目線に合わせましょう。

【ときどき姿勢を整え直す】
長時間の同じ姿勢は、同じ筋肉ばかり使われるため疲労しやすくなります。30分に1回は伸びをして座り方を整え直し、1時間に1回は椅子から立ち上がり、少し身体全体を動かしましょう。

    

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