マグネシウムは、ストレスで失われやすい!


大人になってから、より必要

マグネシウムは、大人になってからの必要量が多くなるミネラルです。成長期の必要量は240mgですが、30〜40代での必要量は320mgと増えるのです。これは、ストレスによって失われやすいマグネシウムの性質が関係あります。

様々なことに役立つマグネシウム

マグネシウムはカルシウムと関連の深いミネラルです。マグネシウムが不足すると、細胞の中にカルシウムが流れ込みすぎて、筋肉の収縮が上手くいかず、けいれんなどの症状が出ます。他にもマグネシウムは、体内で約300種類の酵素の働きを助けています。骨の維持・神経伝達・ホルモン分泌・筋肉の収縮などは、マグネシウムがなければ正常に機能できません。それほど大切なミネラルですが、やはり不足しているミネラルなのです。

和食中心にすると、とりやすい

マグネシウムがずば抜けて多く含まれる食品はありません。比較的多く含まれる食品は、海藻類や豆類といった食品です。洋食中心だとなかなか摂りづらいミネラルですが、和食中心にすると、市販のお弁当や外食でも比較的とりやすいと言えます。他に、アーモンドやカシューナッツにも多く含まれるので、おやつにこうしたものを少し食べるのも良いでしょう。

玄米を主食にするのがおススメ

穀類は、精白の段階でかなりのマグネシウムがそぎ落とされ、コメでは3分の1に減ってしまいます。それでも、日本人のマグネシウム摂取源で、最も高い割合を占める食品群は穀類です。ソバは100gで190mgのマグネシウムが摂れますから、忙しい人のお昼などにおススメです。玄米にはかなりマグネシウムが含まれるので、主食を白米から玄米に代えるだけで、かなりマグネシウムの摂取量を増やすことができます。

    

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