「噛む」効用を活かす食べ方とは?


【歯ごたえのある食物を食べる】
噛むことの効用を十分に引き出すには、唾液がたくさん分泌されることが必要です。歯ごたえのあるものを食べた時のほうが、柔らかいものを食べた時より唾液が多くなることが分かっています。

【きちんと座って、正しい姿勢で食べる】
同じ食事をしても、上半身の姿勢によって咀嚼時の脳の活性化に大きな差が出ます。座ってまっすぐに背筋を伸ばす状態が、もっとも脳の活性化が高くなります。

【1口最低30回以上噛む】
唾液の分泌を促すために、1口につき最低30回以上(約30秒)を目安に出来るだけ多く噛んで食べましょう。

【家族で食事時間を楽しむ】
家族と一緒に食べると、「おいしさ」「喜び」といった快情動につながる脳の部分を活性化します。適切な対人関係などを学習できます。

【食事は1日3回、朝食もしっかり食べる】
よく噛んで食べると、脳の活性化がつづき、食べてから2時間半くらいは、学習・記憶能力が極めて高いレベルで持続します。学校や仕事の前の朝食を食べることは特に大切です。

【ガムを噛む】
ゆっくり噛んでいる時間がないという時は、ガムを噛んで、食事でたくさん噛む分を補いましょう。

【歯のメンテナンスをしっかりする】
噛み合わせが悪いとしっかり噛めません。虫歯があったり、歯が抜けたままだったりだとと、噛み合わせが悪くなり、しっかり噛めません。定期的に歯のメンテナンスをしましょう。

    

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