予防のため・・・こんなことに気をつけるべし!
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熱中症予防のためには、次のようなことに気を配りましょう。
○直射日光を防ぐため、屋外では帽子や日傘を、室内ではすだれなどを活用する
○なるべく薄着を心がけ、吸水や速乾素材の衣類を着る
○急に激しい運動をしないで、暑さに身体をならして徐々に程度をあげる
○下痢など脱水気味の時は、特に注意する
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熱中症といえば、炎天下で激しいスポーツをしている時になりやすいと思いがちですが、直接日光に当たらない室内でも起こります。体温調節するための発汗機能が低い高齢者や乳幼児などは、特に注意が必要です。自分では気づきにくいので、周りの人が注意してあげましょう。
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室内で熱中症になりやすい原因として、「室温が高い」「湿度が高い」「水分が不足している」という3つがあります。周囲の温度が高いと体に熱がこもってしまい、汗をかけずに脱水状態になると、熱中症を起こしやすくなります。ノドが渇く前に、こまめに水分補給しましょう。かいた汗を蒸発させる必要があるので、身体に風を当てることが大切です。扇風機やうちわなどで身体に風をあてて汗を蒸発させやすくしましょう。
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熱中症を予防するためには、体調をきちんと整えておきましょう。そのために大切なのが睡眠です。睡眠不足では免疫力が低下するので、夜間にしっかり深い睡眠をとりましょう。たとえ長時間の睡眠が取れなくても、身体を横にして休んだり、寝付けなくても横になるといったことが大切です。夜間にあまり睡眠が取れなかった場合は、短い時間の昼寝をしましょう。20分程度の昼寝をするだけでも、免疫力を高められます。
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