紫外線対策のキー栄養素～ルテイン～

カロテノイドが大切

目には紫外線をブロックする仕組みがあります。紫外線を受けた時には活性酸素が発生しますが、目にはそれを抑える抗酸化作用をもつ成分が働いています。しかし、体内にもともとある体内酵素や、それを助けるビタミンやミネラルなどが不足すると、細胞の酸化を食い止められなくなります。そのため、カロテノイドのような抗酸化性物質を補うことが大切になります。

ルテインとは

紫外線対策の栄養素として一番おススメなのがルテインです。ルテインはカロテノイドの一種で、抗酸化性が強いと言われています。水晶体や網膜の黄班部など、眼の組織に含まれることが分かっています。目に入ってくる紫外線をブロックして、網膜の色覚色素が酸化されるのを防ぐフィルターの役割を果たすと考えられています。

食事から摂るには？

食事からルテインを補うならば、緑黄色野菜のケール・ホウレン草・ブロッコリーなどに、果物ではグレープフルーツやスイカなどに多く含まれます。食事から摂りにくい栄養素でもあるのでサプリメントも発売されていて、マリーゴールドから抽出したルテインを含む商品がよく市販されています。

ビタミン各種も有効

カロテノイドのルテイン以外にも、ビタミンは目の保護のためにとても重要です。例えば、ビタミンには次のような効能がそれぞれあるのです。
◇ビタミンＡ・・・・暗がりでも視界が良くなる
◇ビタミンＢ群・・・網膜と視神経を活発にする
◇ビタミンＣ・・・・目の老化防止
◇ビタミンＥ・・・・目の老化防止

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