春食材・・・「まごはやさしい」で健康アップ


7種をバランスよく

「まごはやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?
実はこれ、バランスの良い食事の覚え方です。
◇「ま」…豆類(大豆製品)   ◇「ご」…ゴマ
◇「は」…ワカメ(海藻類)    ◇「や」…野菜  ◇「さ」…
◇「し」…しいたけ(キノコ類) ◇「い」…イモ類

簡単にとるには・・・和食がおススメ

「まごはやさしい」を実践する近道は和食にすることです。例えば春の旬を使って考えると、「サワラの味噌煮・若竹煮・けんちん汁」だけで、しっかり7種類のものがとれるのです。
※「サワラの味噌煮」…「さかな・ごま・まめ(大豆製品)」
※「若竹煮(筍とワカメの煮物)」…「やさい・ワカメ」
※「けんちん汁」…「やさい・しいたけ・イモ」

春の旬野菜 エンドウ豆を食べよう

「まごはやさしい」の「ま」にあたる豆類。その中でも、特におススメしたいのが春に旬のエンドウ豆です。豆類の中でもタンパク質や食物繊維が多く含まれています。エンドウ豆は種類が豊富なので、さまざまな形で食べてみましょう。
≪こんなにある?!エンドウ豆の種類≫
さやエンドウ…エンドウ豆が若いうちにとって、さやのまま食べるもの
グリンピース…成熟する前にさやから豆だけとりだしたもの
スナップエンドウ…グリンピースをさやごと食べられるようにしたもの
エンドウ豆…成熟した形で、みつ豆や甘納豆など菓子として幅広く使用

ちょっと豆知識

エンドウ豆はとても古い野菜で、なんとエジプトのツタンカーメン王のお墓からも発見されたほどです。すでに古代ギリシャでは野生ではなく栽培されていたとの記録もあり、日本には中国を経て9〜10世紀頃にもたらされたと伝えられます。

    

マガジン表紙へ