春はストレスをためやすい季節です!
春は精神的に不安定になりやすい時期です。俗に「五月病」と言われますが、この症状は学生だけでなく、社会人にも見られる症状です。新入生や新入社員に限らず、転勤や部署変えのあった人なども要注意です。環境の変化についていけず、知らず知らずに自分の殻に閉じこもる「心のスランプ」です。
このところ、“地震でもないのに揺れている感じがする”、“目まいがする”、“吐き気がする”といった「地震酔い」を訴える人が増えています。こうしたこともストレスがひとつの原因です。ストレスがある場合は、ストレスに対抗するホルモンが分泌されますが、このホルモンが耳にとってはあまり良くなく、それが目まいなどの症状につながるのです。
≪カルシウム≫ カルシウムのほとんどは骨や歯を作りますが、神経の興奮を抑えたり、神経の伝達機能を正常に保つ働きもしています。ちょっとしたことでイライラする時には、カルシウム不足かもしれません。牛乳・ヨーグルト・豆腐・小松菜など、カルシウムの多い食品を摂るようにしましょう。 ≪ビタミンB1≫ ビタミンB1は、ストレスを受けると体内で消費される量が多くなります。ビタミンB1が不足すると、イライラ・不眠・めまい・記憶力低下などの症状があらわれます。牛乳や豚肉などに多く含まれます。 ≪ビタミンC≫ ストレスを受けると体内では副腎皮質ホルモンが分泌され、全身の抵抗力を高めようとします。この時に必要なのがビタミンCです。ビタミンCはストレスによって排出されるので、ストレス過剰の人は意識してたくさんフルーツを摂りましょう。
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