上手なカルシウムのとり方とは?
カルシウムは、摂った量の全てが体内に吸収されるわけではありません。カルシウムは吸収率の低いミネラルで、一番吸収率の高い牛乳でも約40%で、小魚で30%、野菜で20%とかなり低い吸収率なのです。
カルシウムは小分けに摂った方が吸収がよいので、少しずつでも毎食ごとに摂るようにしましょう。夜間は骨の細胞の働きが高まりますので、夕食に多めに摂ると、さらに良いでしょう。
カルシウムは、単体では吸収されにくい成分です。カルシウムの吸収を高める栄養素と一緒に摂った方が、より効率的にカルシウムを摂取できます。 ≪ビタミンD≫ カルシウムの吸収をよくし、カルシウムが骨に沈着するのを助けます 【多く含む食品】 かじき・しゃけなどの魚介類、きのこ類 ≪ビタミンK≫ 骨からカルシウムが溶出するのを抑制します 【多く含む食品】 納豆・豆乳・豆腐・あしたば・小松菜 ≪イソフラボン≫ 骨量の減少を防ぐだけでなく、骨量を増やす働きがあります 【多く含む食品】 大豆・みそ汁 ≪クエン酸≫ カルシウムの吸収を助ける働きがあります 【多く含む食品】 お酢・レモン・リンゴ
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