カルシウムは意識して摂るべし!


摂取量が足りていない

カルシウムは、私たちの体の中に最もたくさんあるミネラルで、体の約1%にあたる量が体内にあります。カルシウムの約99%は骨や歯をつくるために使われています。しかし、カルシウムは不足しがちなミネラルで、栄養調査では過去20年以上も平均摂取量が必要量(600mg)を満たしたことがないのです。

成長期は特に必要

日本は土壌にミネラルが少ないこと、また欧米人に比べ乳製品を取ることが少ないといった理由から、どうしてもカルシウム摂取量が不足しがちになります。カルシウムを多く含む食品を意識して摂るようにしましょう。また、成長期(小中学生)の必要量は900mgと、成人より多くなっていますので、よりたくさんのカルシウムを摂る必要があります。

カルシウムをたくさん摂るには?

カルシウムが多く含まれる食品としては、乳製品小魚がよく知られています。その他にも、手軽に取れる菜っ葉類豆腐類などにも割合多く含まれていますし、一度に使える量は少ないですが、干し物香辛料には、かなり多くのカルシウム量が含まれるものがあります。

一度に割合多くとれる食品 少量ずつとる食品
100g中
カルシウム量
10g中
カルシウム量
 プロセスチーズ 630mg  干しえび 710mg
 ヨーグルト 120mg  煮干し 220mg
 牛乳 110mg  さくらえび 200mg
 モロヘイヤ 260mg  干しひじき   140mg
 大根の葉 260mg  ゴマ 120mg
 小松菜 170mg  バジル 280mg
 がんもどき 270mg  パセリ 130mg
 木綿豆腐 120mg  シナモン 120mg

   

マガジン表紙へ