メタボ対策に・・・ぜひ使いたい雑穀
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戦後の日本では食生活が欧米型になり、さまざまな生活習慣病が増えています。雑穀米はとても栄養バランスが優れた食品です。こうした人たちにとって、雑穀米はダイエット食品として貴重なものでしょう。雑穀米と白米の大きな違いは糖質の含有量です。
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メタボになる原因のひとつは糖質の摂りすぎです。糖質を摂りすぎると糖質は脂肪として体内に蓄積されてしまうからです。ハト麦・アマランサス・ソバなどの雑穀類の糖質量は、白米の約3分の1から5分の1ほどしかありません。また糖質が効率よくエネルギーに変換されるにはビタミンB1が不可欠ですが、赤米や黒米などは白米の約5倍近くもビタミンB1を含んでいるのです。
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メタボ対策で注意したいことは脂質の過剰摂取です。特に動物の脂質に多い飽和脂肪酸はコレステロール値を上昇させるので、摂取には注意が必要です。雑穀にも白米より多くの脂質が含まれています。しかし、雑穀に含まれる脂質はリノール酸とオレイン酸などの不飽和脂肪酸が主体です。多く摂ってもコレステロール値が上がる心配がありません。
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メタボになる人は男性が多く、あまり調理に興味がない方も多いでしょうが・・・最近ではメタボ対策用の雑穀ブレンドなども発売されています。また専門店には、雑穀ソムリエや雑穀エキスパートと呼ばれる専門家の人もいます。まずは、白米に少量混ぜるところから、取り入れてみてはいかがでしょうか?
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