雑穀にも色々、栄養も色々


雑穀の種類、なんと500種

雑穀はとても栄養価の高い食品です。現代人に不足しがちなミネラルやビタミン、さらに食物繊維やポリフェノールなども豊富で、栄養バランスがとても良いと言われています。一般に雑穀とは米や麦以外の穀物を意味し、500種類くらいあると言われています。

知っておきたい雑穀

雑穀の主なものとして、アワ・ヒエ・キビ・豆・ソバ・ゴマ・アマランサスなどがあります。最近では、赤米や黒米などの古代米も仲間に含められます。それぞれに含まれる栄養素に違いがありますので、1種類を食べ続けるよりは色々な種類のものを食べましょう。

【アワ】
小さい粒で甘みが強く、癖がほとんどないのでお菓子にもむいています。
うるち種ともち種があり、もち種はスープやコロッケにも利用できます。

【ヒエ】
さっぱりと癖のない味。炊きあがりはフワフワですが、冷めるとポロポロになり味が落ちます。炊いたら早めに食べるのがポイントです。

【キビ】
アワよりも少し大きい粒。うるち種ともち種があり、もちキビはモチモチとした食感で、おはぎや団子に向きます。

【はと麦】
アミノ酸のバランスが良く、古くから漢方や薬膳に使われました。お菓子やパンなどに利用され、お茶としても飲まれます。

【アマランサス】
タンパク質にリジンを多く含み、カルシウムや鉄などのミネラルと食物繊維を多く含みます。プチプチとした食感で、少し苦味があります。

    

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