健康と美容には・・・「こたつでミカン」


ビタミンCが豊富

年末年始の定番と言えば・・・「こたつでミカン」のスタイル。実はこれは大正解!ミカンはとても栄養的に優れた食べ物なのです。ビタミンCがとても豊富で、1つにつき約30mg含まれていて、3〜4個で1日の必要量がとれます。

筋を残して薄皮ごと食べよう

行儀よく白い筋を取ったり、薄皮をむいたりして食べる人も多いでしょうが、出来れば白い筋をつけたまま薄皮ごと食べましょう。薄皮にも白い筋にもたくさん栄養が含まれているからです。薄皮には食物繊維のペクチンが豊富ですし、白い筋にはビタミンB群・ビタミンC・ビタミンPが含まれます。ビタミンPは聞き慣れないビタミンですが、毛細血管を強くする働きがあり、高血圧や脳出血を予防する効果があると言われています。

美白にも効果あり

もちろん、みかん本体にも栄養はたっぷり含まれています。あのだいだい色が食欲をあげる気がしますが、だいだい色のもとになる成分には抗酸化作用があります。さらに最近注目された働きが美白効果です。ミカンの中には、紫外線によって引き起こされる皮膚損傷を防御する成分があることが確認されました。冬だけではなく、気温の割に紫外線が増える春先まで、ぜひミカンを食べ続けましょう。

ひと手間かけて・・・ミカンの皮を食べてみよう

通常は捨ててしまうミカンの皮ですが、これはとても栄養的に優れたもの。ミカンの皮を干したものは漢方で「陳皮」と呼ばれ、生薬として胃薬や咳止めなどに使われているほどです。さすがにそのまま食べることはできませんが、砂糖と煮るとそのまま食べることができます。栄養タップリのみかんピールを作ってみましょう(参考レシピ)。

    

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