二日酔いの朝には大根を食べよう


二日酔いに大根

年末の忘年会、年末年始の集まり、年明けの新年会などなど・・・12月から1月にかけてはお酒を飲む機会がどうしても増えてしまうもの。飲んでいる時は楽しくても、後につらいのが二日酔いですね。そうした二日酔い対策に、ぜひおススメなのが大根です。

消化酵素が豊富

大根には、糖質を分解するジアスターゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ、脂質を分解するリパーゼなど、たくさんの消化酵素が含まれています。そのため、胃腸の働きを助けて消化不良を解消したり、胃腸をコントロールして胃もたれや胸やけなどを抑えたりする働きがあります。

大根おろしがおススメ

消化酵素は加熱に弱いので、生のまま食べたほうが二日酔い対策には効果的です。一番のおすすめは大根おろし。二日酔いの朝は食欲がわかないものですが、しらすや卵焼きなどに、大根おろしをかけたものをおかずにして、ご飯を食べていけば元気に仕事をこなせるでしょう。大根おろしをするのがどうしても大変だという人は、タクアンを数切れ食べるだけでも変わってきます。

葉っぱは入浴剤に?!

大根は昔から愛されている冬の食べもの。「すずしろ」と呼ばれ、春の七草にもなっています。江戸の頃には、大根の葉を入浴剤として使っていたそうです。大根の葉にはたくさんのミネラル成分が含まれていて、高い保湿効果と発汗作用があり、デトックスや新陳代謝の促進に役立ちます。1週間ほど陰干しして乾かすだけで簡単に作れますので、興味ある方は試してみてはいかがでしょうか。

    

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